茨城県内の倒産まとめ(9月1日~30日)
帝国データバンクから9月分の茨城県倒産集計が届いたのでまとめました。
まず全体のまとめです。
9月の倒産件数は12件。1月からの累計倒産件数は111件になりました。
今月の大型倒産(負債額10億円以上)は2件。
大勝建設㈱(神栖市、土木建築、負債額約29億円)と関連会社の大勝㈱(同市、小売、約16億円)です。
業種別では建設2件、サービス6件、製造2件、不動産1件、小売1件。
主な原因は販売不振58%、放漫経営25%、設備投資の失敗8%など。
業歴としては50年以上の企業が5件(41%)、5~10年の企業が3件(25%)、30~50年の企業が2件(16%)など。
地域別にみると県北4件(33%)、それ以外の地域で各2件(各16%)でした。
さて、総括です。
現状としては原材料費やエネルギー価格は高止まりしており、そこに人手不足と人件費・物流費高騰が加わり、企業収益を圧迫しています。
コスト上昇分を販売価格に転嫁できていない企業が多く、貸出金利の上昇により借入金への依存度が高い企業は資金繰りの悪化も進むと思われます。
倒産件数は前年を下回っているものの、県内企業を取り巻く経営環境は依然厳しいと言えそうです。
(出典 週刊帝国ニュース茨城県版No.2163)
